■加速器による研究実験

 サイクロトロンは水素やヘリウムや炭素などの原子のイオンを高速に加速します。このイオンが物質に照射されると色々な現象が起こります。たとえば、物質の内部を通過する際、周囲の原子をイオン化しますが、この効果 を利用して、ガン細胞を死滅させるガン治療、遺伝子に突然変異をおこさせる品種改良、特性X線の観測による微量元素分析、あるいは人工衛星の半導体素子にたいする宇宙線の影響の実験など、研究面、実用面の両方で非常に幅広い利用があります。また、物質を構成する原子の核に衝突して、これを別な原子の核に変換する反応が起こります。これは別な元素を作り出す所謂錬金術ですが、大学や研究所では、原子核の内部構造やそ こで働いている法則の解明、宇宙に存在する元素の出来てきた過程の解明や、天然に存在しないの原子核を創成してその性質を調べる事などを行っています。

 



■研究施設での加速器の運転と維持

 研究用の加速器は研究目的に合わせて色々できるよう、複雑な機器構成になっています。研究実験は何日にもわたって昼夜兼行で行われ、この間加速器をベストな状態で稼働させるよう構成機器の状態に配慮しながら運転します。経験豊富なオペレーターが施設に常駐して、文字通り昼夜にわたって研究活動をサポートしています。


■加速器の保守・
  トラブルシュート・改良サポート

 研究機関では、定期的に加速器を停止して保守点検を行います。当社のオペレーターたちは分担してこの作業に携わっています。特別な作業はメーカーに委ねますが、大半の作業をカバーしています。


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